第6回 新人薬剤師勉強会
薬歴簿・疑義照会について
(株)ダイチク にいがた調剤薬局長岡 月岡 良太
1.薬剤服用歴管理指導簿(薬歴簿)について
薬歴簿とは、単に患者に処方された薬剤の記録だけではなく、体質や病歴・生活環境・併用薬・調剤形態なども記録し、常に患者の背景に適した処方薬を提供するためのものである。薬局スタッフ全員が共有できる“生きた”薬歴簿を目指し、薬歴簿の意義・構成と作成方法・活用方法について下記項目を解説した。
- 調剤報酬における薬歴簿の位置づけ
薬剤服用歴管理料、服薬指導加算、H18調剤報酬改定などについて
- 薬歴簿の構成
薬歴簿の表紙の各項目、薬歴簿のコメント欄、処方欄等の解説
- 薬歴情報リストの読み方(グラフ薬歴について)
- POSとDOS、SOAPについて
S(主観的情報)、O(客観的情報)、A(評価および指導)、P(計画)
- SOAPの記載例と問題の焦点の捉え方について
- 電子薬歴について
- 実際の薬歴簿
2.疑義照会について
薬剤師は、処方せん鑑査・疑義照会のプロセスで、明らかに間違っている処方を訂正することは勿論、問題がなくても最新のエビデンスや患者の背景などを考え、より良い処方に変更してもらうように努力する必要がある。その技能の向上は重要な課題であり、ここでは、処方せん鑑査と疑義照会、患者情報提供書について下記項目を解説した。
- 薬剤師法第二十四条
- 処方せんの記載上の注意事項について
- 疑義照会の留意点
- その他の注意事項
- 疑義照会の種類について
処方せんのみから判明する疑義照会
薬歴簿と処方せんにより判明する疑義照会
投薬時に発生する疑義照会
投薬後に発生する疑義照会
- 疑義照会の具体例と記載例
- 患者情報提供書について
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