第7回 新人薬剤師勉強会
薬剤師の勉強とは
日本歯科大学新潟病院 影向 範昭
薬剤師として知っておくべき知識について、また、知っておくと便利な知識のいくつかについて例をあげて話すことにより、これから薬剤師としての勉強の方向性、考え方について理解してもらうことを目的とした。
1.薬物の作用、副作用、作用機序
- 主作用と副作用
- 副作用と有害作用、有害事象
- 添付文書の副作用の症状
スティーブンソン・ジョンソン症候群、中毒性表皮壊死症、偽膜性大腸炎、出血性大腸炎、ジギタリスの副作用、ウブレチドの副作用(コリン作動性クリーゼ)
2.薬動力学を理解・利用する
fu値(未変化体腎排泄率)、Vd(分布容積)、Bioavailability、初回通過効果、
血中濃度と薬効、薬物の代謝、注射速度、アセトアミノフェンの代謝と副作用
3.病態生理について理解する
肝障害、腎障害、糖尿病、高血圧、高尿酸血症、高脂血症、その他
4.特殊な患者について
- 1)高齢者への投薬
- 2)妊婦、授乳婦への投薬
- 3)小児への投薬
5.合併症を有する患者
喘息患者、アスピリン喘息、アトピー性皮膚炎、肝疾患、腎疾患、糖尿病、高血圧、他
6.知っておくと便利な知識
くすりと食べ物の相互作用、排泄物(便や尿)の変色、適応外・予想外の使い方、服用時間、くすりの正しい使い方(吸入剤、点眼液・点眼軟膏の使い方)、スプーンによる錠剤の割り方、嚥下補助ゼリー、患者さんの認識度、服用時の水の効用
7.患者さんへの説明
高齢者への説明、周りに多くの人がいる環境、個人情報保護法
8.これからの薬剤師
インテリジェント・フィーが取れる薬剤師、信頼される薬剤師
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