第8回 新人薬剤師勉強会

処方解析1 脳神経外科領域

にいがた調剤薬局ときめき 後藤 邦彦


脳神経外科領域の処方解析。実際の処方例をあげて、その処方内容について考えるべき点、患者さんからの質問例、疑義照会例を掲げながら、知識の向上をめざす。今回は、頭痛、脳梗塞の病態解析や抗血小板薬の最近の休薬事例についても説明した。今回勉強した一つの処方例と問題例を下記に示す。

1.処方A  患者: Dさん    ○○才 ☆性

Rp1. ミグシス錠5mg 2錠
  1日2回 朝夕食後 14日分
Rp2. トリプタノール錠10 3錠
  1日3回 毎食後 14日分
Rp3. カフェルゴット 1錠
  頓服  頭痛時 5回分

2.処方B  患者: Nさん    ○○才 男性

Rp1. パナルジン錠 2錠
  1日2回 朝夕食後 30日分
Rp2. ノルバスク錠5mg 1錠
  1日1回 朝食後 30日分
Rp3. タナトリル錠5mg 1錠
  1日1回 朝食後 30日分

< 質 問 >

Q1. 処方A。片頭痛の治療のため通院。「トリプタノール服用していますがうつ病の薬と人に言われたのですが・・・」処方目的は?
Q2. カフェルゴット(酒石酸エルゴタミン)の用法用量制限は?
Q3. カフェルゴットを早めに服用しても痛みが出現することからイミグラン錠を試すことに。切り替えの注意点は?
Q4. イミグラン錠50服用からレルパックス錠への処方変更。変更理由として何が考えられますか?
Q5. 処方B。投薬時、患者は大腸ポリープ切除のため、内視鏡を受けることが判明。休薬すべき薬剤として、医師に確認すべき薬剤は?
Q6. パナルジン投与開始時における注意すべき副作用は?
Q7. 今回からタナトリル追加。医師から「今後は肺炎になりやすいから、歯磨きが大切です。お薬も追加します」と言われました。血圧は今までの薬でも落ち着いているようですが・・・?
Q8. 処方B。「下唇が腫れて痛痒い」との訴え。副作用として考えられることは?
Q9. 処方B。「唇や手足がしびれるような感じがします」との訴え。副作用として考えられることは?